床張替え工事
数日かけて、工事の進行具合を掲載していく予定にしております。
築、30年程度になると床のフローリングがフワフワ?ダワダワ?して来ます。
住んでおられる方は、床の下地(骨組み)が腐ってしまっていると思われがちです。
その為、修理をするのに大改修になってしまうのでは?と思われて修理を足踏みされてしまうお客様が大変多いように思われます。
実際こちらのY様邸も部屋全体の床がダワダワしていました。
骨組みに異常がない事をお伝えすると、ホッとしておられました。
経験上の話になりますが10件の床をハグらせて頂いて、1件下地が傷んでいるかどうかです。
かと言って、本当に湿気、シロアリ等により下地が傷んでいる場合もありますので、
気になられる方は、一度専門家に点検を依頼して見られると良いでしょう。
弊社は無料点検を行っていますが、専門業者に頼まれる時には、点検費用をよく確認しておきましょう。
初めに、ダワダワしていた床材を全て取り除いて骨組み
だけにしていきます。床材を取り除いたら、まず床下
全体を点検していきます。今回は異常が見つかりませんでした。
かなり床が傷んでますね | |
古い床材を撤去して骨組みにします | |
断熱材を敷設して行きます | |
隙間を発泡ウレタンでふさぎます |
それではいよいよ着工です。
初めに、ダワダワしていた床材を全て取り除いて骨組みだけにしていきます。床材を取り除いたら、まず床下全体を点検していきます。今回は異常が見つかりませんでした。
必要な部分に骨組みを追加して断熱材(ウレタンフォーム)を隙間なく敷き詰めて行きます。
そして、断熱材の隙間や継ぎ目を発泡ウレタンで塞いで行きます。
発泡ウレタンは床下や壁・屋根裏などに吹付けをすると、隙間なく密着して施工ミスの少ないとても良い施工方法だと思うのですが、価格もなかなか高価です。
そこで、ウレタンフォームの経済性と発泡ウレタンの密着性の両方を使用する事にしました。
今回は、床を『捨て貼り工法』で仕上げて行きます。
一般的に床の貼り方には『根太工法』と『捨て貼り工法』があります。
今回は、床を『捨て貼り工法』で仕上げて行きます。
一般的に床の貼り方には『根太工法』と『捨て貼り工法』があります。
☆根太工法
床組である根太(床下の骨組み)に接着剤と釘を併用してフローリングを施工する方法です。
☆捨て貼り工法
床組である根太(床下の骨組み)に合板などを下張して、その上にフローリングを施工する方法です。
なぜ『捨て貼り工法』をするのかと言うと、
- 部屋・床の構造の補強
- 床下の湿気を防ぐ
などの利点があるためコチラの工法を取りました。