サッシ(窓)入替えリフォーム
今回は、内窓について少しご説明していきたいと思います。
リフォームで古いサッシ(窓)を一部屋だけ取替えてしまうと、
お家の外観がチグハグになってしまいがちです。
そこで、今回は古いサッシ(窓)の内側に新しいサッシ(窓)を取り付ける事にしました。
この工法の利点は、古い窓と新しい窓の間に空気層が存在し強力な断熱効果を発揮するのです。
ちなみに空気層が静止空気の場合、熱伝導率は、約0.026(W/mK)と凄い断熱性能を発揮します。(熱伝導率の数値が低いほど断熱効果があります。)
アルミサッシに使われているアルミの熱伝導率は236(W/mK)
ガラスの熱伝導率が約1(W/mK)です。空気断熱すごいですよね!
>>サッシ断熱の説明です御覧ください
しかし、古いサッシはアルミ製で熱が伝わりやすいし隙間風があるので、
完全な静止空気層にはなりません。
そこで、新しく設置する内側のサッシ(窓)はリクシルというメーカーのインプラスという商品を使用しました。
>>リクシルの説明です御覧ください
この商品はサッシ(窓)枠に硬質塩化ビニール樹脂(熱伝導率0.17(W/mK))が使用してあり、ガラスはLow-E断熱複層ガラス(特殊な2重ガラス)です。
この2重ガラスの中に静止乾燥空気が封入してあるのでここでも強力に断熱します。
今回は窓枠を新しく設置して、そこにインプラス(樹脂サッシ)を設置しました。